これは私の経験則によるものですが、人を募集するためにハローワークへ求人を記載すると、応募者よりも求人広告の会社や人材紹介、人材派遣からの営業電話の方が多いのが現状です。
この営業電話は数が多いので、多種多様ですが、基本的は採用ご担当者様宛に電話がかかってきて、いないと回答すると担当者の名前と会社の帰社時間や会社にいる時間を聞いて来るケースが多いです。
ほとんどの場合はしっかりとお断りをすれば再度電話がかかってくることは稀です。
しかし、厄介なのが応募者と偽って電話をかけてきたり、応募者を装って電話をかけてくる場合です。
ここで「装う」と「偽る」として使い分けた事には理由があります。
「装う」場合は「応募者ですか?」と聞いた際に「違います」と回答します。
「偽る」場合は「応募者ですか?」という質問に「はい」と答えます。
この「装う」と「偽る」業者には共通点があります。
初めてこういった類の電話の対応をしたときは、普通に「応募者」と思って対応していましたが、最終的には人材紹介の会社でした。
ハローワークに求人を出して10件の営業電話が来るとしたら1〜2件はこの応募者を「装う」もしくは「偽る」類の業者から電話がかかってきます。
最近ではこういった電話にも慣れてきましたので、電話が来た時に、「応募の方ですか?」と確認して「履歴書を送付してください。詳細は面接の際にご説明します。」と対応することで対処できています。
重機の買取や車両の買取の電話はよくかかってきます。
個人的にはこの電話が一番厄介です。
なぜ厄介かというと…
頻繁に電話がかかってくるからです。
その一言に尽きます。
これは憶測ですが、こういった業者は電話営業の人を雇うと電話をかけるための顧客リストを渡されて、ひたすらそのリストに電話をかける。そして成約すればノルマ達成、もしくは報酬があるといった形で、電話をかけた情報は社内では共有されていないようです。
「〇〇〇〇(会社名)です。重機やトラックの買取をしている業者なのですが、売って頂けそうなお車や、お値段を調べたいようなお車はございますか?」
という形で、多少人によっては異なりますが、概ね決まった内容の決まり文句を最初に話してきます。
そして最後にやたらと自身の名前を強調してきます。
あまりにも個人名を強調してくるのでノルマがあるか報酬があるかと推測した次第です。
そして頻繁に電話がかかってくるのですが、担当者が違います。
この電話の頻度ですが、ひどい時だと10分後に同じ業者から電話がかかってきます。
そのため顧客リストの分割や情報の共有はしていないと推測しました。
重機やトラックの買取業者はほぼほぼ毎日のように電話がかかってきて、お断りしても別の担当者から電話がかかってくるため困っていましたが、断り続けていたら電話が来なくなりました。
今までで1度しか経験のない電話でしたが、印象が強くて心に残っている怪しい電話でした。
会社にかかって来た電話だったのですが、会社名や氏名は名乗っていたのですが、電話口の後ろがやけにガヤガヤしていました。
憶測ですが、営業のコールセンターからの電話だったようです。
用件を聞いたところその内容は、ホープページの問い合わせフォームよりメールを送付したのでご確認くださいとのことです。
確かにホームページのお問い合わせフォームからのメールが届いております。
電話の相手にメールが届いている旨を伝えると、そのメールを開いて、添付されているURLをクリックしてほしいと言われました。
普通の人であればここで不思議に思います…
なぜ?
不信感を抱いた私は電話の相手になぜクリックしなければならないかと、その目的についての説明を求めましたが…
「御社の社長様からの指示です」
と言われました。
こちらの問いに答える事なくただ社長の指示と言われても…
不信感が強まるばかりです。
そのため私は社長に確認を取る旨を伝えたと事…
「じゃ結構です!…ガチャ」
といって電話口の相手は電話を切ってしまいました。
相手の目的や詳細は謎のままでしたが、そのメールは念のため削除しました。
会社にかかってくる営業電話は他にも電気、ガス、スマートフォン、電話、インターネットが多く、概ね「社長」「担当者」「管理者」へのとりつぎを求めてきます。
そして「今よりもお安く」をキャッチフレーズに営業をしてくるケースが多い印象があります。
中には「お手元に現在ご利用の明細をご用意ください!」と切り出してくる業者もいました。
会社の電話には営業電話がつきものと言っても過言ではありません。
私の勤めている会社の様に、ホームページで電話番号を公開している会社には特に多いです。
正直なところ一つ一つへの対処にはさほど時間を取られないのですが、件数が多ければそれなりの労力になってしまいます。
特に忙しい時には電話がかかってくるだけでもイラッとしてしまう事もあります。
そこで迷惑電話やしつこい営業電話への対処法をまとめたので、併せて読んでいただけると幸いです。