心霊体験?霊感のない私が体験したそれっぽい話!

心霊体験?霊感のない私が体験したそれっぽい話!

私には霊感がない…だがしかし、心霊体験のような経験をしたことはない…のかもしれない?(笑)私が経験した怖い話

私の霊感能力値について

まず初めに…
私にはまったくと言っていいほどに霊感と呼ばれる能力がない…
とはいえ基本はビビリなので、何かが視界に映ってビックリすることや、人気のない場所で人の気配を感じて恐怖したりなどの経験はある。

 

しかしそれは何かしらの原因があってのものばかりである。
何か淡い光の物体があるがよく見たら照明の反射が何かに映っている…
人の気配を感じたら、実際に人がいたなどなど…
(↑それはそれで怖いですけどねww)

 

何かしら原因のつくものばかり…
というよりかは不可思議なことがあって最初は恐怖するが、その後原因が気になって調べる習慣があるのかもしれませんが…

 

というわけで、今まで幽霊のようなものを見たり、何かを感じたりということが全くない。

心霊体験?当時の状況

これは私が18歳、季節は夏頃の話
当時私はバイクの免許を取り、しばらくしてからドラッグスターというバイクを購入!
そして月日は流れ、バイクとのお付き合いもいい感じに深まった頃…
その時にお付き合いをしていた女性を後ろに乗せて(※当然ですが免許取得してから1年以上経過しております。)田舎の市道を走行しておりました。

 

まあまあ田舎の市道…
左手に見えますは…森!!
右手に見えますは…畑!田んぼ!!ビニールハウス!!
という感じにかなりローカルな道を走っておりました。

 

しかも街頭と呼べるようなものはほとんどなく、たまーに電柱に道路まで光が届くか届かないかぐらいの小さくて古い街頭がある程度…
まさしく愛車のヘッドライトが頼りのような道でした。

これは事故なのか??

そんな道を走っていたら遠くから二つの光を放つものが近づいてきます。
そう…対向車です。
時間は深夜0時過ぎ、しかも人気のないローカルロード…
「こんな時間に珍しい…」
と思いましたが、実際自分も走っているというww
もしかしたら相手の運転手も同じことを思ったかもしれません。

 

その対向車とすれ違うかすれ違わないかの瞬間…
対向車は急ブレーキをかけて止まりました。

 

「ん?何かあったかな??」
とは思ったものの「まあ…いいか」と心の中で処理を終えた私はそのまま何事もなかったかのように走行を続けようとしたのですが…
後ろに乗っている彼女が肩をたたいてきます。
そして…
「あの車!人ひいた!!」

 

え…
人??
いませんでしたけど??
なんだ??

 

とりあえずバイクを停車させて彼女としっかり話をすることに…

 

私「人ひいたの?誰もいなかったけど?」
彼女「とりあえず人っぽいのはねたよ!」
私「そう…なの?」
ミラーでその対向車を見たところ、確かに運転席の男性と助手席の女性が出てきている
彼女「とりあえず一回行ってみようよ!!」

 

心の中で「マジ?」とは思いつつも、もしかしたら人命に関わることかもしれないと思い、Uターンして対向車が止まっているところまで行くことにした。

現場?に戻る!

ここで一回、登場人物を整理しよう。
まず私は「私」
私の当時お付き合いしていた女性は「彼女」
対向車の運転手の男性を仮に「Aさん」
対向車の助手席に座っていた女性を「Bさん」
…と、こんな感じで呼称することにする。

 

対向車のところまで来た。
Aさんは自分の運転していた車を確認しており、Bさんはあたり見回している。
私が「どうかされましたか?」と尋ねたところ…
Aさんが「実は何かが車にぶつかったような気がして」

 

え…人じゃないの?
じゃあいいかな…と思った矢先にBさんが…
「白い服の女性よ!」

 

やっぱり人だったのか?
私にはまったく何もなかったと思いますが…

 

ここで皆さんの主張を整理すると…
私→何も見ていない
彼女→人のようなものを引いた
Aさん→何かにぶつかった
Bさん→白い服の女性

 




バラバラじゃーねーかッ!!

 

ただこのAさんの主張が何とも言えない…
曖昧にしようとしている節を感じました。
まあ人であった場合完全に人身事故ですからね…
動揺もしているようですし…

 

とりあえず4人で人のようなもの?を探すことに…

 

5分経過

 

10分経過

 

15分経過

 

探しても何も出てきません。
というか私に至っては何も見てもないから何を探していいかもよくわかっていません。
正直…私はめんどくさくなってきました。

何これ…私だけ仲間外れ??

そして…
私「これだけ探しても何もないなら、やっぱり何もなかったんじゃないですか?そろそろ買えりません??」
と皆に言ったところ…

 

彼女「もしかしたら人の命がかかってるかもしれないんだよ?」
Bさん「そうだよ!!動けなかったらかわいそうじゃん!!」
Aさん「それにもし人はねてたら警察呼ばなきゃいけないし…」

 

 

え…
何…
私…悪者なの??
そしてなんだこの一体感…
オレの彼女…この方々と初対面ですよね?
というか何これ…オレ…ドッキリ仕掛けられてるのか??

 

などと考えながら再度捜索開始です。

 

20分経過

 

 

25分経過

 

30分経過

 

 

やっぱり何も出てこないですよ…

 

車には接触した形跡もなく、車体の下にも何もない…
周辺を探しても人影はない…
ブレーキ痕の範囲30メートルは探したと思われます。
これで何もないなら…ないですよね…

 

さすがの彼女もAさんもBさんも探しつかれたらしく…
ようやく帰る空気になってきました。

 

ただ…見ている者と見えざる者…
この間には深い溝があるようで…
捜索終了後に少し話していたのですが…
もう半端ない孤独感です。

 

なんだろうね…
なんかもう…捜索に疲れたとかそういう問題ではなく…
この疎外感が耐え切れなかったです。

心霊体験っぽい話のまとめ

とまあこんな感じで、私の心霊体験っぽい話でしたが、この後解散して、走り出した後部座席に白い女性が乗っていて、バックミラーを見たAさんBさんが恐怖する…
なんてオチだと、怖い話になりそうですが…
まあ連絡先を交換したわけではないので、それを確認するとはできなかったです(笑)