事故った話〜事故発生から当日の流れを円滑に行うには〜

事故った話〜事故発生から当日の流れを円滑に行うには〜

事故の経験を踏まえたうえで、事故を起こした時の円滑な処理についてのお話です。

事故を起こしてしまいました

実は先日…
前の車に接触してしまいました。
もう完全に自分の不注意ですよね…

 

最近仕事も忙しい上に帰りの渋滞がひどく…
自分で言うのもなんですが、疲れてたんでしょうね…
まあ…何をいっても言い訳にしかならないのですが…

 

ここまでの完全に自分が悪い事故というのは初めてでして…
(過去に追突されたことはあります)
かなり落ち込んでしまいました。

 

でも落ち込んでばかりいても仕方ないですし、気持ちの整理をするためにもこの記事を書こうかと思いました。
…ということで今回は実体験も踏まえた上で、事故をした際に円滑にことを運ぶことについて考えてみたいと思います!!

 

実は私…
以前運送会社で事故担当をしていたことがあるので、普通の人よりかは事故に対して知識があると思います。
ただ…当事者になった経験はそんなにないですけどね!


事故直後!

というわけでまず…
ドン!
ぶつかりました。

 

やっちまったな!!
どうしよう…
どうしよう…
ああ…やっちまった…

 

多分、事故直後は誰しもこのようなことが頭によぎると思います。

 

だがしかし…
まず初めに落ち着くことを意識することが大事
私だけかもしれませんが慌てていたり動揺していると正しい判断ができません。
まずは落ち着くことが第一です。

 

次の行動は…
周囲の安全の確認や2次災害の警戒です。
慌てて車を動かしたり、車から降りる前に、いったん周囲の状況を確認することで2次災害を防ぐということも大事です。
2次災害でケガをしてしまっては被害拡大するばかりですしね!

 

次に相手の安否確認
今回は非常に軽微な事故だったため、安否確認より先に安全なところへの退避を優先させました。
ちょうどいいところに車両の避難所?…のような箇所もあったので、ウィンカーを出したら相手の運転手も気が付いてくれて、車両を移動させました。

 

そして車降りて相手の運転手の安否を確認しに行きました。
本来であれば安否確認の後に車両移動を考えるのがいいかなと思います。


謝罪することも大事!

今回の事故は完全に私の不注意です。
ほんとにちょっとだけ接触しただけの事故とは言え、ゆるぎなく私が悪かった事故になります。
こういった場合、素直に謝ることも大事だと私は思っております。

 

世の中には事故があったら誤ってははいけないという方も中にはいるかもしれませんが、それはあくまで過失割合が発生した場合、もしくは相手が完全に悪い時の話だと私は思っています。
そのため今回は素直に相手の方に謝罪をしました。

 

相手の方は非常に紳士的な方で、保険で車だけしっかり修理してくれれば気にしなくても大丈夫とのことでした。


警察を呼ぶ!!

小さい事故なら…とか、面倒だな…とか時間がない…
そんな理由で警察を呼ばない方もいるかもしれませんが、警察には確実に連絡しておいた方がいいです。
特に保険を使うとなれば事故証明というのが必要になります。
警察を呼ばないと作成してくれません。

 

また今回は私の過失によるものですが、相手に過失があった場合、ちゃんと警察を呼んでおかないと…
後々連絡したら「事故は起こしていません!言いがかりはやめてください!」といわれるケースもあります。

 

実はまだ右も左もわからなかった18歳のころに、原付に当てられてたことがあります。
病院行ったりして…いざ連絡すると「事故をしていない!当たっていなかった!!」と言われたことがありました。
そういった苦い思い出もありますので、私は相手がいいと言っても警察を呼ぶようにしていますし、事故で相談の連絡があった際には警察を呼ぶように勧めています。

 

ちなみに「110」に電話をかけると「事故ですか?事件ですか?」と聞かれるので事故の旨を伝えます。
そのあとに事故現場の場所を伝えなければなりません。

 

余裕があるようなら住所や目立つ施設を確認するようにしておくといいでしょう。
電信柱などに住所が書いてある場合もありますし、今はGPSで自分のいる場所を調べることも容易なので、電話をかける前に事故現場住所をある程度伝えられるようにして電話をすると円滑にやり取りが進みます。


警察が車での待ち時間…このタイミングでできること

「110」に電話をかけて、警察の方が来るまでに少々時間がかかります。
ただ待っているのもいいですが、ここで済ませられることを先に済ませておくことができる事もあります。

 

それは連絡先の交換です。
今は警察の方に相手の連絡先を教えてほしいと言っても教えてくれないそうです。
なので聞けるときに聞いておかないと後々調べられないこともありますので注意が必要です。
ここで確認しておいた方がいい内容は…

  • 相手の名前
  • 相手の住所
  • 相手の連絡先
  • 乗っている車のナンバー

…になります。

 

私はこの警察の待ち時間の間に、メモに自分の上記の情報を記載して相手に渡して、相手からは連絡先をばっちり聞きました。

 

相手から情報が聞けたら保険会社に事故報告するのもいいと思います。
この事故報告までは警察の方が来るまでには終えることができました。

 

もし余裕があるならば…
後々警察の方から車検証と自賠責、免許証の確認は必ず行うと思いますので、準備しておくといいでしょう。
(私はそこまで周到に準備できませんでした…)


警察到着…聞かれる内容は?

警察の方が到着したら各々お話を聞いていく形になります。
聞かれる、または確認される内容は…

 

  1. 事故の発生時間
  2. 事故の場所
  3. 事故の状況
  4. 免許証の確認
  5. 車検証の確認
  6. 自賠責の確認
  7. 飲酒の有無

 

とこんなところでしょうか…

 

1.事故の発生時間
これに関しては覚えていれば一番いいのですが、私は110番にかけた時間から逆算して回答しました。
私は事故直後にその事故の瞬間に意識して時間を見るというのができなかったようです。
2.事故の場所
3.事故の状況
これは電話する前の住所というよりかは、実際ぶつかった場所の確認をします。
なので警察の方と事故現場に行って、ここでぶつかりましたという様なやり取りをしました。

 

4.免許証の確認
5.車検証の確認
6.自賠責の確認
この辺は…まあ言われたものを見せるだけなので…特に難しいことはないとは思います。
といいたいところですが…
実はこの時…
私は車検証をもっていなかったのです!!

 

というか普段はばっちり持っています!
車に備え付けていなければならないのは当然知っているので…
ただ…タイミング悪く…
車の名義変更のために車検証がないという…

 

しょうがないので警察の方に車検証が名義変更をしているためにない旨を伝えると…
「では、お願いしている業者さんに電話してもらえませんか?」
…といわれました。

 

基本的に私は小心者なので…
やばいやばい…
これで電話でなかったらどうしよう…
時間も微妙だからな…

 

と思いつつ電話すると…
出てくれました!!
そして事故をした旨を伝えると、軽く笑われました(笑)

 

その後警察の方が電話を替わって欲しいと言うので、電話を替わりました。
どうやら車検証が切れていないかというのと、車台番号や型式などを確認していたようです。

 

7.飲酒の有無
年末年始という時期もあったのかもしれませんが、飲酒の有無を確認されました。

 

普段からお酒は飲まないので当然飲酒はしていないと伝えると警察官の方が…

 

「では私に息を吹きかけてください…」

 




え!?

いや…

別にかまいませんが…


1日働いたおっさんの口臭ですよ?
本当によろしいのか?


と思いつつ、「え…いいんですか?」と聞くと「かまいません」というので、恐縮ですが警察官の鼻を目がけて息を吹きかけます。
すると…

 

「たばこ臭いですね!」

 

ほら〜!
だからさ!!
臭いんだってば!!
私だって息かけたくないですよ!!
…と思いました。

 

まあでも飲酒の疑いが晴れたから良しとするか…
飲んでないけど…


事故当日の対応を終えて

とりあえずは事故が発生してから当日できることがすべて終わった。
事故発生からおおよそ30分程度で終了です。
警察の方が早く来てくれたというのもありますが、なかなか早い処理だったのかなと思います。

 

あとは保険会社さんにお任せすることとなりますが…
相手の感じを見る限りでも、そこまでもめないとは思います。
それに今回過失は私にあるので過失割合でもめることもないですからね!

 

ちょっと余談になりますが…
今回、事故発生して道路の横にある避難所?の様な場所でパトカーを待っていたのですが、その場所はいつもトラックが休憩している様で、いつも数台のトラックが止まっています。

 

夕方の帰宅ラッシュの時間に事故を起こしたため、その時間に避難所に車をよけたのですが、当然ながらこの日も帰宅ラッシュ時間に休憩をしているトラックが3台おりました。

 

パトカーが現地に到着して質疑応答をしている最中…
パトカーは赤色灯をつけたままでした。

 

多分、警察の赤色灯が近くで光っているせいか…
落ち着かなかったようで、3台いたトラックは質疑応答中に避難所から出発してしまいました。
ちょっとトラックの運転手の方には申し訳ないことをしたかなと反省しています。


交通事故を起こした際のまとめ

  1. まずは落ち着こう
  2. 周囲の安全確認及び2次災害の警戒
  3. 相手の安否の確認
  4. 自走可能なら安全な所への退避
  5. 完全にこちら側が悪いなら謝罪することも大事
  6. 【重要】警察を呼ぶ110番に電話をする際には現住所の確認をしておく
  7. 警察が来る前に連絡先の交換をしておく
    ・名前
    ・住所
    ・電話番号
    ・車のナンバー
  8. できれば保険会社への連絡を済ませておく
  9. 免許証、車検証、自賠責の準備
  10. 警察の質疑応答及び確認書類
    ・事故の発生時間
    ・事故の場所
    ・事故の状況
    ・免許証の確認
    ・車検証の確認
    ・自賠責の確認
    ・飲酒の有無