パソコン初心者に相談を受けたとき、うまく対応するコツ

パソコン初心者に相談を受けたとき、うまく対応するコツ

しばしばパソコン初心者の方から、「パソコンを教えて欲しい」などの質問を受ける事があると思います。何がわからないかわからないレベルの初心者に聞かれたときの私の対応について

パソコン中堅クラス以上だとパソコン初心者に「パソコン教えてよ」と言われることがある

自分はパソコンにすこぶる詳しいわけではありませんが、概ね中堅クラスの知識とスキルは持っているものと思います。

 

パソコン購入したときの記事にも記載してありますが、この下のレベル表で言えばレベル7に足を踏み入れている程度です。

 

レベル1

PCの電源を入れる、切ることができる

レベル2

マウスが使える、コピペができる

レベル3

インターネットで検索できる、プリンターを使える、データのフォルダ分けができる

レベル4

 周辺機器の接続、Bluetooth、Wi-Fiの接続、ショートカットが使える

レベル5

 ソフトをインストールしたり、不要なソフトをアンインストールできる

レベル6

画像編集や動画編集ができる(パソコンのスペックを気にする)

レベル7

ブラインドタッチができる、パソコンの構造を理解している

レベル8

パソコンを自分で組むことができる。

レベル9

パソコンショップの店員さん

レベル10

神の領域

 

ちなみにパソコン購入したときの記事はこちら

↓↓↓

BTCパソコン購入!!新しいディスクトップパソコンを買いました!

 

私はパソコンに特化した会社でなければ「あの人パソコンに詳しい!」などと言われる程度であると思います。
その中堅クラスの私は、時折パソコン初心者の方からパソコンに関する相談を受ける事が多々あります。

 

ちなみに今の会社でも前の会社でも私よりパソコンに詳しい方は他にもいるので、その方に聞いた方がいいのではと促すものの…
「あの人の説明だとわからなくて…」
…という話をされます。

 

そういう話をされる方は概ねかなりの初心者で、「ドラック」や「ドロップ」、「再起動」ですらわからない方が多いです。

 

感覚的に言えば、そういった単語や用語を知らない人からすればパソコンの話というのは「異国の言葉」という印象なのかもしれません。


パソコンを触ったことのない初心者に「パソコンを教えて欲しい」と言われたとき

「パソコンを教えて欲しい」と言われることは多々ありますが、ここで重要なのが相手の技量です。

 

相手にそこそこの知識や技量があればさほど悩みません。
相手のできることを確認してできないことを補えばいいので、確認をすれば教えることが明確になります。
しかしながらパソコンに触ったことがないレベルの方に相談を受けたときはかなり大変です。
何がわからないのかがわからない…
知らない異国の文化に触れようとしている…ぐらいに思っておいた方がいいかもしれません。
これぐらいはわかるでしょう…と思って話を進めるとまったく理解されない事があります。

 

そのため、パソコンに触ったことがない人を教える時には、最初はパソコンができるようになる、操作の仕方を覚える…
という事よりも、慣れ親しんでもらう事が大事だと思います。


パソコンを触ったことのない初心者に教える流れ

これは私が実践している方法ですが、下記の流れで教えるようにしています。

 

1電源の入れ方、切り方を教える
2マウスの操作を教える
3キーボードの打ち方を教える
4インターネットで検索エンジンを使って検索する方法を教える

 

…以上です。

 

慣れて親しむという点を考えると、最初に覚えるのはネットサーフィンができるようになることを目指す事が一番いいです。

 

そして「わからない事があればインターネットで調べてください」という流れにも持っていけます。
若干丸投げ感はありますが、しっかりとパソコンを覚えようとする人であれば、案外ここまでできてしまうと自走してくれます。
「習うより慣れろ」とはよく言ったものです(笑)
自分もそうでしたが、教わる知識より自分で苦労して得た知識の方が、数段吸収率が高いです!

 

ちなみに1〜4を教える際に、ただ専門用語で説明するのではなく、擬音を織り交ぜて説明すると理解が早いです。

 

例 「ドラッグ」「ドロップ」を説明するときに…

 

Aのフォルダにあるファイル左クリックを押して、そのままBのフォルダまでドラッグしてドロップする
…ではなく
Aのフォルダのファイルを左クリックしたら、そのままBのフォルダにヒュッってして離す!

 

と説明すると伝わったりします。

 

またアイコンなども名前を言ったところで伝わらないので絵の特徴を言うと伝わったりします。

 

例 ウィンドウズマーク
 →旗が4つに切れてる様なマーク
 言語バー
 →右下の「あ」

 

などなど、そのような形で説明するようにすると、理解が早いです。

 

あとは、補足するのであれば、キーボードを教える時にローマ字がわからない方にローマ字表を作成してディスクトップの待ち受け画像にしたり、「検索してわからなければ連絡ください。」する程度です。
ただ検索してわからない事は私にもわかりませんけどね(笑)

 

あと、「わからないことがあれば検索してください」というと、「ええ〜」という反応が返ってくる事がありますが、そういう時は、「わからないことを検索するのも練習です」と促しています。

 

ただ、しっかりと覚えようとする人ならば上記の内容で概ね大丈夫なのですが、覚える気のない人というのが厄介です。


パソコン初心者にパソコンを教える時、自分の曖昧な知識が浮き彫りになる。

パソコンに関して、しっかりと学習した方ですとそういった事もないと思いますが、私のように独学でパソコンを学んだ人間は、初心者にパソコンを教えているときにこそ曖昧な知識が浮き彫りになるときがあります。

 

例えば…

 

電源の説明をしている時に、「一回電源を切ってもう一回入れる」と「再起動」って何か違うの?
スリープにする意味って何なの?

 

…などです。

 

特にスリープに関しては、機能があることは知っていますが、自分が使わない機能のため、改まって聞かれると「………ん??」となってしまいました。

 

独学で学んだ人は「え!?そんな事も知らないの!?!?」という事を知らない事もあります。
使わない機能に関しては知識もないという…
このあたりが独学でパソコンを学んだ人の痛いところですね…

 

そのため、初心者に教えるというのは自分も勉強になる部分があります
もしパソコンを教えて欲しいと声がかかった時はめんどうくさがらずに教えることで自分の知識アップにつながることもあります。


パソコン初心者に相談を受けたとき、うまく対応するコツのまとめ

パソコン初心者の方は、何がわからないのかわからないというレベルの方もいます。
そんな中、わからない単語ばかりを並べてもなかなか頭に入るものではありません。そしてあまり入り口でつまずくと初心者の方は苦手意識を持ってしまいます。
最初は「できる」よりも「慣れる」を意識して教える事が大事です。