車のシフトレバーが動かなくなってしまった!その時の原因と対応について

車のシフトレバーが動かなくなってしまった!その時の原因と対応について

私の愛車のキャデラックATSのシフトレバーが突如「R」で動かなくなりました。
シフトレバーの故障は車が動かなくなるため本当に大変です。

今回、キャデラックATSのシフトレバーが動かなくなった原因

結論から言えば、今回のシフトレバーが動かなくなった原因はシフトワイヤーのプラグが外れていることが原因でした。

 

シフトバーのおおよそ真下、車体下にあるシフトレバーのプラグですが、きれいに外れておりました。

 

そのプラグ自体は簡単にさすことができて、あっさり車が動くようになりました。
しかし、どうやらシフトワイヤー自体が伸びており、かなりプラプラしていたようで、どちらにしてもワイヤーの交換は必要みたいです。

 

 



シフトレバーが動かなくなった時の状況

朝、普段と変わらない時間に車に乗り、普段と変わらぬ道を走り、いつも通りに出社した。

 

駐車場についた私は、自分の車をいつも止めている駐車スペースへ入れるためにギアを「D」から「R」へと変えてバックをして駐車する。

 

いつも停めているスペースへの移動が終われば当然ながらギアを「R」から「P」にする。
慣れた手つきでギアを変えようとすると、その右手に違和感を覚えた。
(左ハンドルなのでシフトレバーの操作は右で行います。)

 

「ん?なんだ!?」

 

シフトレバーの方に目を向けると「R」から動いていない…
そして何度かシフトレバーを動かそうとするも…動かない…

 

ブレーキを踏みなおしたり、シフトレバーのボタンを押しなおしたりしたが動く気配がない…

 

エンジンを切れば何か状況が変わるかもしれないと思いエンジンを切るも状況は変わらなかった。

 



自分ではどうしようもないと思い修理業者に相談してみた!

私は一度車を離れ、説明書を読むことにした。

 

しかしシフトロックやシフトレバーが「R」から動かなくなることに関しての記載がない。
「P」から動かない場合の記載は発見したものの、そのトラブルシューティングには「ディーラーにご相談ください」と記述してあるのみであった。

 

そしてネットで調べてみることに…
しかし国産の対処方は乗っていてもなかなかキャデラックの対処法を記載しているサイトはなかった。

 

これは…自分が何かの努力をして状況が改善することはないと悟り、すぐにいつも修理を相談している業者へ連絡した。

 

修理業者の方はすぐにテスターをもってきてくれて1時間ぐらい車を見てくれた。
しかし特にテスターに異常は発見されず、原因は不明であった。
業者の方も一度車庫に入れて確認したいとの事だった。

 



とにかく車を移動するためにレッカーを呼ぶことに…

幸い自分の入っている保険には車が動かなくなった際のレッカー移動が保険の内容に含まれているため、すぐに保険の緊急連絡先へと連絡した。

 

数時間かかると思っていたが思いの外早く、おおむね40分程でレッカー車が到着した。
しかし現在の状況はシフトが「R」に入って動かないため、ニュートラルにして動かすことができない状況である。

 

レッカー業者の方も説明書を見たりするも解決策を見いだせないでいた。
すると…

 

「ディーラーに原因聞けないですか?」

 

確かにディーラーにはまだ問い合わせていなかったが、テスターにも出ない症状を電話で解決することはできないのではないか?と思いつつもディーラーに問い合わせてみた。
私は今の状況を説明したところ…

 

「ATSではあまりこの故障はないのですが、CTSの方でシフトのワイヤーが切れる故障が過去にございました。もしかしたらワイヤーに何かの異常があるのかもしれません。」

 

ここで驚いたのが、この回答をしたのは整備士の方でも営業の方でもありません。
電話に出た事務のお姉さんです。
たまたまだったのかもしれないが、過去の修理履歴を頭に入れている事務のお姉さん…
敏腕すぎると非常に感心した。

 



ディーラーからの助言をもとにシフトワイヤーを確認してみる。

早々にレッカー業者の方がジャッキで車体をあげてシフトワイヤーの確認をした。
すると案の定、シフトワイヤーを接続するためのプラグが外れていた。

 

そしてそのプラグを刺したとたんに今まで全く動かなかったシフトレバーが動くようになったのだ。

 

とりあえずはこれで車が動くようにはなった。
修理工場までは問題なく移動できそうだ。

 

しかしプラグを刺したからと言って治ったわけではなかった。
シフトワイヤーが伸びていたため、そのプラグがプラプラしてしまい、そのはずみで抜けてしまったというのが今回の騒動の原因と考えられる。

 

詰まるところこのシフトワイヤーを交換しなければ、またすぐにこのプラグは外れてしまう可能性が高いという事で、結局修理は修理で必要とのことだった。

 



シフトレバーが動かなくなってしまった件のまとめ

今回、一番頭を悩ませたのは情報がないという事でした。
ネットにも説明書にも情報がないという事が一番困りました。

 

故障の原因の検討すらつかないというのは非常に不安で対応にもかなり困ります。
自分の行ったことがあまり役に立たないとは思うが、同じ状況になった方がネットで調べた際にこの記事を読んで少しでも役に立てばと思い、記事に残しておくこととしました。